0.01%のチャンス

2014-12-30 19:36:49

カテゴリー:やる気の出るお話

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「中3の冬に決めるわ!」 
 
 
これは三者面談で進路について聞かれたとき息子の口から出た言葉。
 
 
彼が何を考えているのか全くもってわからなかった。
 
 
 
 
なんとか無事高校に入学し、仲間と楽しくやっていた高校時代。
 
 
そして迎えた高3の秋、まさかの停学処分・・
 
 
あり得ないだろ、この時期に・・
 
 

 
停学処分を受けたのは企業説明会前日の事だった。
 
 
停学中は就職活動も全面禁止。
 
 
学校に来ている求人も、ハローワークに行くことすらも認められない。
 
 
 
 
元々は自分がまいた種なのでじっと静観していた私。
 
 
もちろん、内心穏やかではいられなかったけれど
 
 
本人がどう動くのか、本心ではどうありたいと思っているのかを見てみたかった。
 
 
 
 
停学当初は
 
 
「俺の人生全て終わった」「どうせ俺は何をやっても上手くいかない」
 
 
「処分明け、どんな顔をして学校に戻ったらいいのかわからない」
 
 
そんな理由で退学しか考えていなかった息子。
 
 
 
 
でも、たかだか17年生きただけで何が全てなのか。
 
 
『人生80年の中のほんの一瞬道を誤っただけで全てが終わる』
 
 
誰がそんな事を決めたのか。
 
 
 
 
今回の件は誰を傷つけたわけでも、誰に損害を与えたわけでもない
 
 
言わば『自損事故』のようなもの。
 
 
確かに学校には忙しい時期に大変なご迷惑をお掛けしたのは間違いないけれど、
 
 
被害者が出なかったのだから本人の考え方次第でいくらでも立ち直る事は可能だ。
 
 
 
 
そんな事を数日間向き合いながら語っていたら、
 
 
息子は自ら学校と連絡を取り「復学」を告げ『停学処分』を受け入れた。
 
 
 
 
膨大な量の課題と始末書に追われながら毎日ネットで求人検索・・
 
 
中退での就職がどれほど厳しいか現状を見せるためだったのだけれど
 
 
息子はそこで1つの企業に出会った。
 
 
 
 
「こんな凄いところで働きたいけど、俺には絶対無理だよね」そう呟いた息子。
 
 
 
 
「あのね、無理かどうかを決めるのは企業側であってあなたじゃないの。
 
 
行動しなければあなたの存在すら知らないんだから絶対にそこで働く事は出来ないけど
 
 
問い合わせしてみるとか、履歴書を送るとか行動に移したら
 
 
あなたの存在を企業側に知らせる事は出来る。その時点で可能性は広がるわけ。」
 
 
 
 
既にその企業の説明会は終了していたけれど、
 
 
息子の問い合わせに別途説明日を儲けてくださった。
 
 
 
 
やがて停学も明け、直後に伺った会社案内から戻ってきた息子。
 
 
「ごめん、俺、うそ付けなくて自分から停学受けた事話しちゃった・・」
 
 
 
 
これには先生も私たちも絶句・・
 
 
「何も自分から言わなくて良かったんじゃない?」としか言えなかった。
 
 
「次の機会には敢えて自分から言わなくても良いと思うよ」と先生達。
 
 
 
 
数日後、皆が絶望視していたところに企業から連絡があり、
 
 
面接 ⇒ 採用 という運びになった。
 
 
 
 
後日聞いたところによると「素直さ」と「熱心さ」を買って頂いたとの事。
 
 
同時期に就職した多くの同級生が転職したり辞職したという話をする中で
 
 
息子は今でもその憧れの企業で毎日頑張っている。
 
 
 
 
諦めきれずにいるのなら最後の0.01%に掛けてみる!
 

どんなに周囲が『無理』だと思おうが行動に移せばこうして叶うこともある。
 
 
 
 
年の瀬の慌しい中、息子が送ってくれた写メを見てフトそんな事を思っていた。

 
 
 
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