優しい季節

2015-04-29 19:30:44

カテゴリー:日常

kouhukuno
 
 
 
朝から
 
「換気扇が使えない・・」のだそうです。
 
 
 
我が家の料理当番は夫。
 
 
 
水を飲みにいく、
 
食器を洗う、
 
夫に隠れてコッソリおやつを作る。
 
 
 
その程度しかキッチンに立たない私です。
 
 
 
そんな中での夫の一言に、
 
「壊れたの?」とスイッチを入れてみる私。
 
「な、なにすんだ!!」と
 
慌ててスイッチを切る夫。
 
 
 
「・・・ったくさぁ、この声聞こえねーの?」
 
 
 
そうなんです、
 
今年もこの季節がやってきました。
 
 
 
我が家の換気フードの上には『ツバメの巣』
 
このツバメちゃんたちがやってくると、
 
普段からは想像も出来ない程
 
優しい夫が出現します。
 
 
 
と言っても、
 
その恩恵を受けられるのは
 
ツバメちゃん達だけなんですけど・・・
 
 
 
ツバメちゃんが巣立つまで、
 
夫は絶対に換気扇を回しません。
 
 
 
「換気扇を回して
 
巣が煮立っちゃったらどうするんだよ!」
 
・・・らしいです。
 
 
 
「そっか、換気扇って
 
匂いを換気するだけじゃないんだ」
 
 
 
私の言葉に
 
口をへの字に曲げながら、
 
肩をすぼめて両手を上に向ける
 
あのゼスチャー
 
 
 
まじ、むかつくー
 
 
 
換気扇を使えないので、
 
キッチンの窓を開けるのかといえば
 
我が家の場合、それも出来ません。
 
 
 
無防備に鳥の羽や乾燥したフンを
 
吸い込んでしまったら、
 
夫は大変なことになってしまいます。
 
 
 
そんなこんなで
 
優しい夫に守られる事に気を良くしたのか、
 
ここに引っ越してから毎年訪問してくれます。
 
 
 
でも、あの年だけは例外でした。 
 
夫が倒れた年。
 
 
 
朝、見かけて喜んでいたら
 
夕方にはもう居なくなりました。
 
 
 
ツバメが巣を作ると縁起がいいとか、
 
幸せな家にツバメが巣を作るとか、
 
こんな話しをよく耳にします。
 
 
 
夫が倒れた年だけ
 
居なくなったのを見ると、
 
やっぱりツバメちゃんは
 
何かを感じ取っているのかも知れません。
 
 
 
 
 
「ツバメ」と聞くと、
 
私はその昔、小学校の国語で習った
 
『幸福の王子』を思い出します。
 
 
 
青く輝くサファイヤの瞳
 
腰の剣には大きなルビー
 
全身に金箔をほどこされ、
 
眩いほどに輝く、その体。
 
 
 
それらをツバメが
 
困っている人に1つ1つ届けてくれる物語。
 
 
 
大好きなお話しを思い出していて
 
ハッ・・となった私。
 
 
 
我が家にはきらびやかな宝石はないけれど、
 
いつでも前向きパワー全開の夫が居る。
 
それをこうしてネタにしちゃう私も居る。
 
とんでもない笑いを提供してくれる息子達も居る。
 
 
 
ははぁーん・・
 
 
 
ツバメちゃんは、
 
そのパワーを必要とする誰かに
 
届けてくれるために来てくれてたのね。
 
 
 
だからパワー切れの時には
 
すぐに姿を見せなくなったんだわ。
 
 
 
パワー切れの我が家には、
 
届けられるものは何も無い。
 
 
 
もしもそんな状態で
 
パワーを届け続けたら、
 
我が家は復活できない程の
 
窮地に追い込まれてたはずだもの。
 
 
 
うん、これで納得。
 
 
 
・・・という事で、
 
今年もツバメちゃん達が
 
来てくれたという事は、
 
我が家のパワーは溢れるほどに
 
みなぎっているという証拠です。
 
 
 
元気の無い人、
 
落ち込んでる人、
 
もっとパワーがほしい人。
 
 
 
私達の有り余るパワーを
 
この1206文字に載せて届けます。
 
 
 
どんどん吸い取っちゃってくださいね。  
 
 
★ ★ ★
 
 

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